1979年に大ヒットした甲斐バンドの
HERO(ヒーローになる時、それは今)
知っている人の年齢がわかるwwのだが、
地味に好きだった甲斐バンド。
ちょっと拗ねたような突っ張ったロッカーが
中学生だった私にヒットしたというのを覚えている。
女子はみんなヒロイン、お姫様にあこがれ
男子はみんなヒーローにあこがれる
女子はいつも守ってもらうのを待ち
男子はいつもかっこよく助け上げたいと思う。
これはヒトという動物の習性なのかもしれない。
2本足で歩くようになり、未熟で出産する
ヒトにとって、出産、育児のため
動けない女を男は守って、種を繁栄させてきた。
だから、女こどもを守る男は、ヒーローなのだ。
私たち人間のDNAには、ヒーローに憧れ
ヒーローになりたい願望が刻まれている。

ヒーローになる
戦闘モノやライダーなどのキャラたちは
弱きを助け、守り、平和を拡げる
幼き男子たちは、ヒーローモノに夢中になり
変身できると無敵で、悪者をやっつけられると
普通に信じている。
そう、うちの息子は4歳の頃、○○ライダー
なりきり(自分では変身できると信じている)
で2段ベッドの上段から変身ポーズで飛び降り
上腕を骨折したことがある。
「男ってなんてバカなんだろう」
って思ってしまった、母だが
1児の娘の父になり、
やっと本物のヒーローに変身したなっと
遠くから見ている。
人はいつでもヒーローに変身できるのだけど
それには、自分を信じる
自己肯定する気持ちという変身アイテムが必要だ
今のこの世界で、子どもたちにヒーローを
見せようとしている
地域のパパたちをヒーローにして
町ぐるみがヒーローになって元気になる
そんな取り組みをされている方がいます。
東北、宮城の方で、震災もあって町を元気にしたい
ご自身があこがれていたヒーローになり
地域を盛り立て、子どもが自信を持ち誇れる地域にする
すっごくかっこいいです。
ヒトは2本足で歩いた時から、
共同で、助けあい支え合う仕組みでないと
種の存続がかなわなかった。
それは現在でも同じ。
女性だけががんばっても
男性だけががんばっても
うまくはいかない。
敵から身を守るための腕力は
ヒーローとして、頼られ、奉られた
二階堂さんのプロジェクトは、
大いに応援したいものだなって想いながら
HEROでも久しぶりに聴こうかと思います。