最近睡眠に関心が高まっているようです。
人生の約1/3は眠っている時間になります。
その活動をしていないと思われる睡眠には
とんでもない役割が、いっぱいあるのです!!

目次
コレチゾールと成長ホルモン
黄金の睡眠タイム
って聞かれたことあると思います。
美容でお肌がきれいになるには、
夜10時~2時の間に眠っていること。
子どもさんの成長にもいいということで
この時間に熟睡しているといいと言われている時間です。
この成長ホルモンですが、
子どもに大切なホルモンというのはわかりますが、
成人の私たちにも大きく作用しています。
それは
回復力
きっと覚えがあるはずです。
同じ7時間の睡眠でも
11時くらいに眠った日と
夜中2時頃になって眠った日の
翌日の寝起きの違い
確実にカラダの疲れの感じ方が違うと思います。
その理由が、ホルモンの働き
成長ホルモンは、睡眠の深さに関係していて
深い眠りは、副交感神経優位に調整し
活動する部位を休ませ、排出という働きが活発になる
つまり代謝を上げる働きを促すのが
副交感神経の働き
ですので、成長ホルモンがしっかり分泌されると
自律神経の切り替えがスムーズになり
代謝を上げて、老廃物を排出する働きが活発になります
そして、この寝る時間に関係するのが
コルチゾールという 覚醒ホルモン
こちらは、反対に交感神経優位にするホルモンで
24時間周期で、分泌されています。
maxは、朝8時
反対に分泌が一番少ないのは、夜中の0時くらい
そして、成長ホルモンは、眠ってから2時間くらいで
分泌されてきます
この相反するホルモンの働きで睡眠の質が変わります。

23時に眠った時、成長ホルモンは夜中の0時に
maxになってますので、
コルチゾールの抑制する影響を受けずに
のびのびと分泌されますが
夜中3時に眠った場合、
すでに朝8時の分泌に向かってコルチゾールが
出ているので
成長ホルモンは抑制され、分泌量は少なくなります。
つまり
夜中に寝てたら、代謝が悪いということ!
お肌にいいということは、
カラダにもかなりいいということです!
夜型活動より朝型活動にシフトする利点ありそうですね。
実は骨も眠っています
カラダは、約70%の水分の循環で
成り立っていますが、
水分の大きな役割は、骨格間(関節)のクッションです。
背骨は、骨盤の上に積み木を積んでるような
カタチをしていますが、
その上に重たい頭がのっています。
日中起きているときは、重たい頭の圧を受けるので
椎間板というクッションが脊柱の間に挟まっています。
この椎間板、お水をたっぷり含んだスポンジと思ってください
日中は重さの圧で、少しづつスポンジのお水が絞られていきます。
ですが、夜仰向けに横になると
椎間板は圧から解放されて、周りのお水を吸い込み
またふっくらと膨らんで、復活します。
ですので、健康な人は、
眠る前より朝起きた時の身長が
2㎝大きくなっているそうですよ!
ちょっと驚きですよね。
椎間板に余分な圧を加えないとなると
横向きでや、うつ伏せなどで寝ると
片寄った圧を加えてしまっているといえますね
リンパ液の流れ
代謝するのに必要なリンパ液は、
実はカラダを横にすることで、流れが活発になります。
骨格は、重たい頭を支えるための仕組みといえますが
その隙間にリンパ節という側溝のような部位があります。
鼠径部などの大きなリンパ節は、
鼠径部にあるので、脚の向きでリンパ節の入り口の
大きさが変わります。
脚を広げて眠っていると、リンパ節をふさぐ形になるので
流れてきたリンパ液が、流れ込まなくなってしまいます。
朝起きて、足がむくんでいるな~だるいな~
っと感じる方は、もしかすると
カエルさんみたいな脚のカタチにして眠っているのかも
しれませんね。

私はこんな風に脚をくくって眠っています。
これだけで、腰痛が楽になる方もいらっしゃいますよ
脳の働き AHA!
試験勉強で一夜づけするより
さっさと寝た方が、記憶に残っていると
聞いたことがあるかと思います。
♪探し物はなんですか~♬
っで歌われているように、
探すのをやめた時に見つかるもの
これは、脳の仕組みの話だそうで
脳は普段1割も使っているか?くらいだそうですが
9割以上の脳は全く使ってないのかというと
そうではないそうです。
実は、潜在意識と言われる部分の研究が
どんどん進んでいて、経験したもの
五感から入力したものをドバ~っと入ってるとこ
それがですよ、顕在意識を休ませる間に
潜在意識に入力されたものが、
整理整頓されて、見つけやすくなる
つまり、思い出せる、または、他の経験などと
合わせて編集して出てくるというAHA! 体験が起こる
つまり、眠っているときは、脳を休息させて
さぼらせている風に思いがちですが
右脳と左脳を切り替えて、しっかり働かせている
ということ
フォトリーディングの開発者
ポールシーリー博士はこの脳の使い方を
『生産的休息』と言います。
これは、一生懸命考えていたことを
一旦脇に置くこと(忘れてしまう)でも可能ですが
一晩寝るというのが、一番効果的だそうです。
解決できない問題がおこった時など
潜在意識に「この問題を解決するにはどうしたらいい?」
とたずねて眠ると、自然に答えが出てくるようですよ。
直観とか引き寄せとか言われるエネルギーの使い方は
こんな脳の仕組みを利用しているということですね。
まとめ
休ませるというと、何もしない(生産しない)と思いがちですが、
睡眠は、
- 睡眠の質を向上することで、効率的に行える
- 睡眠時間、時刻で健康寿命も伸びる
- カラダをつくる(新陳代謝)
- 思考を広げ編集するという生産活動を行う
自分らしい生き方のためにも
もっと睡眠を意識した方がいいかもしれませんね
人生の約1/3は眠っています。
笑顔とLOVEでお過ごしください
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カラダとこころの通訳整体師
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