あ~雨、雨、雨・・・
可愛い長靴があったとしても、
お気に入りの傘があったとしても
(いや、そんなもん持ってないやろ・・)
出かけるのがおっくうな日に、
雨が降っていると余計にテンションさがります。
最近、テンション下降気味のかっちゃんです。

このだるい、しんどいは、疲れと思われるのですが、
人生山あり谷ありと言われるがごとく
毎日晴れた日ばかりでもなく
晴ればかりだと干ばつ問題があるように
何事においてもバランスで
善し悪しなどは、ヒトが勝手に決めたもの
時代や国によっても違うし
自分の思いこみであることも多々ある
そんなことを理解していても
ヒトは悩むし、しんどくなる
それは、とても自然なことで、
そういう悩みやしんどさが、自己を成長させてくれている
(わかってるなら、こぼすなよ(^^))
落ち込むことの有意義性
誰しも落ち込みたくて落ち込んでいる訳ではない。
- 一生懸命取り組んだこと
- 喜んでもらえると思ったこと
- うまく行くと思っていたこと
- 思うように動けないこと
- 大切なヒトとの別れ
など
ヒトは、負の感情を抱いた時、
カラダにもマイナスのエネルギーが充満する
落ち込んでいるという状態は、きっとそんな状態。
窓のカーテンはしめたままなので、赤い闇がたちこめるほかは、朝とも夜ともけじめがつかない。
私は形を失い、脳がとけかかっているらしく、いくら眠ってもつぎまた眠れた。
<夏の闇 開高 健 著 より>
徒労と倦怠は、カラダをむしばみながら、
闇という底にカラダを引き落としていこうとする
こんな大きな落ち込みは、人生で1度か2度
あればいいところだろうし、
ほとんどのヒトは、経験せずに過ごすかもしれない。
ただ、日々の中でも、なんかしんどいは、
あっていいものだし、あると認めることが
自分とカラダをいたわることにもなる。
私たちが行動するエネルギーは、
感情エネルギーといわれるものから発生している。
カラダの健康を支える免疫細胞の働きでさえ
mind という、精神的要素の影響がとても大きい。
負と言われる感情エネルギーは、
持たないようにするべきのように言われるが、
最近では「ブリーフケア」という悲しみを受け入れる
ケアをされているところもあります。
スピリチュアルな分野で分類されるセラピー類も
ほとんどがこの負のエネルギーとの付き合い方の提案と
いえると思います。
レイキであっても宗教であっても
それは、万国共通、太古の昔から
ヒトが向き合っていかなければならないもの
ヒトとして生きる上で必要な時間を与えられるのが
この落ち込むという時間だと思います。
NK細胞のエビデンス
がん細胞と戦うことで有名なNK細胞という
免疫細胞
この細胞も温和で、落ち込むことのない環境では
成長しないということが、研究でわかってきています。
自己と非自己を区別して、
個体のアイデンティティを決定する免疫
それは、細胞分子だけの話ではなく、
私そのもののアイデンティティを確立していくために
必要と思われる、刺激であり学習であるということ。
脳がとけかかってしまうくらいに
自己と非自己の区別が曖昧になったところから
自己を構築する
落ち込むって本当は、とても有意義なこと
しんどいけど
苦しいけど
嫌になったりするけど
NK細胞が、自己をがんに抗う価値は
生きるということ
その生きることが、幸福ということを
日々、カラダやこころを通じて、
魂が語りかけていたりするものなんだ。
休日の雨の日にゴロゴロ過ごす価値は
多いにあるのじゃないでしょうか。

最後まで読んでくださってありがとうございます。